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沙中の回廊〈下〉 (文春文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 21883 位
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| 発送可能時期: | 通常3〜4日以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 610 (消費税込)
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感動とため息と。
士会の魅力とはなんであろうか。戦場での兵法家としての才能はもちろん、それを包む徳が士会にはある。家臣らにも非常に人間らしく接し、自然に教育を行っている。私自身、士会の下で働きたいと思うような、理想の上司像を思い浮かべた程である。 そしてその最大の魅力は自分に正直な性格であろう。しかしそれを貫き通す意志は並大抵のものではないはずである。晋から秦へ亡命したときも、君主、諸侯の才に恵まれていない晋に呼び戻されたときも、士会は自己の正義の道を歩き続けた。しかもその行動全てががすがすがしい。 また、いつも思うが宮城谷さんの作品にはため息が出るばかりである。舞台が紀元前のものだということを忘れてしまうほど、生き生きとした描写は一体なんなのだろうか。兵法ひとつとっても、次は何をするのだろう?というはやる気持ちが抑えられない。 上下巻合わせ、一気に読ませる力のある作品であった。
文藝春秋
沙中の回廊〈上〉 (文春文庫) 子産〈下〉 (講談社文庫) 子産〈上〉 (講談社文庫) 晏子〈第3巻〉 (新潮文庫) 晏子〈第4巻〉 (新潮文庫)
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